ネットワーク型コンピュータは、ネットワーク機能を標準装備した低価格端末で、WWWブラウザをはじめOSまで、ソフトウェアをすべてネットワーク経由でサーバーから読み込む端末であり、さらに自らCPUも装備していることからNC上でアプリケーションを実行できる。インターネット技術をべースにしている点、及び自らアプリケーションが実行できる点などから、従来のホスト端末やX端末とは異なった端末といえる。
また、ネットワーク型コンピュータは自ら外部記憶装置を持たないため、OS及びアプリケーション等のソフトウェアはすべてネットワーク経由でサーバーから読み込む。
そのため、サイズの大きなプログラムはネットワークに負荷をかけると同時に、プログラムの起動に長時間を要する。しかし、パソコンのフルスペックの機能を必要としない端末で、入力作業を中心に行う業務、例えば鉄道会社の発券業務用端末や金融機関の窓口端末などでは従来の高価格で多機能なパソコン等と置き代わる可能性は大いに有り得るといえる。
ただし、今後のNCの普及には、Javaの開発及び普及状況や通信インフラの整備状況などに大きく左右されるものと思われる。
表2−4 主なネットワークコンピュータの仕様
資料:日経コミュニケーション 1996.12.2
。?DA(Personal Digital Assistants)
現在、モバイルコンピュータが各メーカーから発売されている、モバイルコンピュータは大きく分けて次の2タイプがある。一つはポケットサイズのパソコンで、デスクトップ型のPCとほぼ同等の機能を有するもの、もう一つはアドレス帳やスケジュール管理機能に特化したPDAである。ここでは、後者のPDAに関する動向を整理する。
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